おっ、「こんなに焦がしてしまって、これって失敗作?」って
聞きたくなるようなビジュアルをした食べ物ですが、これは一体何だと思いますか?
実はこれ、スペインのバスク地方が発祥というバスクチーズケーキです。
表面が焦げていて海老茶っぽい色をしているのが特徴です。
しかしこの焦げは決して焼き過ぎというわけではなく、
「高温のオーブンを使って、あえて焦がすことで、ほろ苦さと香ばしさ、
そして半生ケーキのような滑らかな口あたり」を愉しめるようにしているのだ。
そこで、この濃厚でクリーミーな、そして口どけ抜群のバスクチーズケーキを以下にご紹介します。
バスクチーズケーキの食べ方
さて、このバスクチーズケーキ、「食べ方というのはあるの?」って問われると、
基本的には個々人が好きなように食べれば良いと思います。
でも、食感の違いを味わうためには、「ある」といったほうが良いかもしれませんので、その食べ方にはついては後ほどご説明します。
実はこのバスクチーズケーキ、宅配された時点では冷凍されているため、
食べるためには、先ず解凍をしなければなりません。
その方法というのは、「冷蔵庫に3~4時間」程度入れておくと良いそうです。
「えぇ~そんなに待つの! すぐに食べたいのに!」っていう声が聞こえてきそうですが、ここは、じっと我慢して待ちましょう。
そのほうが、より一層美味しさを感じられるでしょう。
解凍後は、「冷たいまま」でも、「温め」ても、また「半解凍」でも美味しいという、
次の3つの食べ方を試してみましょう。
冷たいままで
解凍したチーズケーキは、まずは冷たいままで味わってみましょう。
しっとりとした濃厚なクリームチーズは、一般には流通していないという北海道産のものを100%使用しているという極上もので、
「輸入物に負けない濃厚なコクと滑らかさ」を味わえるそうだ。
また、焦がした表面のカラメルは、ほろ苦い後味を楽しむことができるので、
ワインを楽しむ際のおつまみとして出すと良いかもしれません。
でもワインに合うからといって、飲み過ぎには気をつけましょうね。
温めて
もう一つの食べ方としては、「温める」という方法があります。
その方法は、チーズケーキの解凍後にラップをし、その後、レンジで20~30秒程度チンします。
そうすると、ふわふわとしていて、トロトロな食感の、いわば、「スフレチーズケーキのような軽い口当たり」を楽しめるそうだ。
スタッフおすすめの半解凍
上記の、「冷たいまま」と「温めて」から食べるという食べ方の他に、「半解凍」という、スタッフおススメの食べ方もあるそうです。
これは半解凍の段階で食べることで、アイスのようなシャリシャリ感と、少しねっとりした食感が味わえるという食べ方のようです。
そしてその食感を味わうために、「わざわざ凍らせる」こともあるそうです。
また、塩や、すり下ろしたレモンの皮、フルーツソースジャム等をお好みでふりかけるだけで、
爽やかさがグーンとアップするそうなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
コーヒーや紅茶によく合う!
バスクチーズケーキをいただく際に、飲み物が何もないというのでは少し寂しい気がします。
そんな時、温めたチーズケーキにはコーヒーが、そして冷たいチーズケーキには紅茶がよく合うそうです。
実は、このチーズケーキには表面の焦げた部分には苦味があるため、「甘いものが苦手だ!」という人には合うそうですよ。
でも私だったら、絶対にお酒のおつまみにするなぁ。
そういえば、お酒を飲みながらチーズを食べることは結構あるので、そういった意味では、このバスクチーズケーキもアリですよね。
本物のバスクチーズケーキはココが違う!
バスクチーズケーキといっても様々なものがあるようです。
一般に流通しているバスクチーズケーキというのは、表面をバーナーで焼いた「バスク風」というのが多いといいます。
しかし、江口製菓(株)が製造するこのバスクチーズケーキは、本格レシピを忠実に再現し、ほとんど人の手で作り上げているそうだ。
それに、毎日変わるのが「焼き時間」だそうです。
なぜかというと、その日の天気や湿度に合わせて温度を調節し、焼き上がりにムラが出ないように、
一つ一つを職人の目で確認するからだといいます。
また、絶妙な火入れをすることで、なめらかな舌触りも実現できるそうで、
こういった作業というのは、長年修業を積んだ職人でないとできない仕事。
そして、こうした工程を経て出来上がったチーズケーキは、冷凍されてクール便で発送され消費者のもとへ届くという流れです。
そうそう、このチーズケーキ1個の内容量はどれくらいあるかというと、包紙を含めて約270g(4号/直径約12㎝)です。
270gか… 私は食いしん坊なので、この量ではちょっと物足りないような気がするなあ。
以上、簡単でしたが、いま流行りのバスクチーズケーキを取り上げてみました。