本場福岡のもつ鍋専門店「博多もつ鍋おおやま」は、1都1府6県に店舗があるようだが、
実は、実店舗に足を運ばなくても、ぷりっぷりのもつと、コクのある特製スープを使った本場の味を取り寄せて、自宅でも楽しめるのだ。
博多もつ鍋おおやまは、2021年帝国データバンクの調べによると、もつ鍋の本場福岡県内での売り上げで、なんと県内第1位獲得という実績もある。
ただ、このようなデータを目にしてしまうと、人間って「どうしても、これを一度は食べてみたい!」という欲求に駆られてしまうもの。
そして、できることなら実店舗に足を運び、お店の雰囲気も楽しみながら“もつ鍋”の味を堪能したい!と。
ですが、もしかしたら、お住まいの地域には出店していない可能性もある。
そこで、そんな環境下でも本場の味を自宅で楽しめるのが、もつ鍋を取り寄せできるシステムだ。
もつ鍋のスープは「味噌・醤油・しお」の3種
スープの好みに関しては、人によってそれぞれだと思うのですが、
博多もつ鍋おおやまが販売している商品は、味噌・醤油・しお味の3種(2~6人前)があります。
このなかでも、一番人気は下の「みそ味」だそうだ。
それでは、2人前のセット内容を例に、どんなものが入っているのかをみてみましょう。以下が2人前のセット内容です。
- もつ(240g)
- みそスープ(280mL+予備150mL)
- ちゃんぽん麵(300g)
- ごま(5g)
- ごま油(5g)
- 鷹の爪(3g)
では、注文する前に知っておいて頂きたのは、上記イメージ画像にあるような、野菜、豆腐、鍋は、この3種のセットには含まれていないということです。
そのため、これら野菜・豆腐・鍋に関しては、事前にご自身で用意しておきましょう。
(鍋が含まれていると思う人はいないと思うのだか……)
もつ肉とみそ味の特徴
同業者のなかには、「ハツ・大腸・ミノ」といった、いわゆるミックスホルモンを使っているお店もあるそうですが、
博多もつ鍋おおやまでは、「もつ肉」は鹿児島黒牛というブランド牛の小腸のみを使用しているそうだ。
そして、このもつ肉の大きさは、「一切れを10g」でカットすることで、噛みやすさ・旨味・甘みを感じられるようにしているという。
また、もつ鍋の決め手となる調味料があるようですが、それは九州味噌と西京味噌だそうだ。
実は、これら複数の味噌を秘伝の特製だれと調合ニンニクを合わせることで、おおやま独自の味を実現できるという。
冷凍モツの解凍方法は?
さて、注文したもつ鍋(野菜なし)だが、どうやって食べるのか、食べ方を心配する人もいると思う。
実は、真空パックされたものが冷凍状態で届くのだ。ただ、すぐに食べたいと思う人もいると思うが、そこはじっと我慢して、先ず、解凍することから始めよう。
ただ、解凍するにも時間がかかるようだ。因みにどれくらいかかるというと、冷蔵庫に入れてからだと、約6時間程度だそうだ。
しかし、「自分はせっかちな性質をしているので、届いたらすぐに調理して食べたい!」という人もいると思う。
そのような場合は、流水に1時間ほどさらすと良いようだ。ただし、「流水解凍はモツが縮む可能性がある」そうなので、やはり、冷蔵庫での解凍をお勧めするそうだ。
モツって、一切れ何グラムでカットしているかご存じですか?
実は、博多もつ鍋おおやまでは、一切れ10gでカットしているそうです。その理由としては、もつ一切れのサイズがあまり大きすぎると噛みにくいという事と、
モツの旨味は何といっても「脂」だそうなので、くどすぎず、甘み・旨味が最も感じられる最適な量というのが10gだそうだ。
野菜(キャベツ・にら・ごぼう)の用意と切り方
取り寄せたもつ鍋には、野菜と豆腐は含まれておりません。
そのため「キャベツ・にら・ごぼう・とうふ」は自分で用意する必要があります。
これらの食材は、近所のスーパーでも簡単に手に入るものばかりなので、入手に関しては、特に心配する必要はないかと思います。
それでは、「博多もつ鍋おおやま」がお勧めする野菜の切り方を確認しておきましょう。
まずキャベツの場合は6センチ角で切り、ニラは8センチ幅で切っておきます。
なぜこのサイズで切っているかというと、一点は、見た目や火の通りやすさ。
そして二点目は食べやすさを考えて、このサイズにカットしているそうだ。
ゴボウは、“ささがき”にしているものでも、“土付き”の物でも良いので用意しておきこう。
ここで、土付きのごぼうを使う場合に注意したい事がある。
それは、「たわし等を使って洗う際に、あまり皮の部分を削りすぎないように」すると良いとのこと。
なぜかというと、ゴボウの皮と身の間には香り成分があり、あまり削りすぎると、その香りも飛んでしまうそうです。
そのため、表面の土だけを落とす感じで洗うようにすると良いそうですよ。ぜひ参考にしてみてください。
博多もつ鍋おおやまの味を再現!
着々ともつ肉の解凍も完了し、鍋に入れる具材(野菜と豆腐)も用意できましたら、いよいよ「博多もつ鍋おおやま」の味を再現してみよう。
完成までのもつ鍋の作り方(手順)や、人数ごとの野菜や豆腐の目安量、加える水の分量等は、
商品の入っている箱の内側にも書いてありますし、作り方はイラストを使った説明もあるので、それを参考にしましょう。
また、記載されているQRコードを読み取ると、作り方の詳しい動画を見ることもできるので、
先に、これらを確認しておくことで調理もスムーズに進むかと思います。
- 本スープ・水・もつ・ごぼう・キャベツを鍋に入れて火にかける。
- もつに火が通ったら、豆腐とニラを入れる。
- 豆腐とニラが温まったら、仕上げに鷹の爪をのせる。(みそ味は仕上げにごま油を入れる)
以上がもつ鍋完成までの手順です。
あとは、博多もつ鍋おおやまの味が再現できているか、じっくりと味わってみましょう。