血糖値の上昇を抑えたいという方、頻尿を改善したいという方、
そして、「最近、物忘れがちらほら出るようになった!」という場合は、
皮も含めて丸ごと搾った、果汁100%の青切りシークヮーサージュースを試してみてはどうだろうか。
シークヮーサーは、抗認知症・頻尿・尿漏れ排尿障害に対する有効性が!
実はこのシークワーサー、血糖値の上昇を抑える働きや抗認知症、
そして、頻尿・尿漏れ等の排尿障害に対する有効性が期待されている
ノビレチンという成分が豊富に含まれているんです。
またこの他にも、疲労回復や熱中症予防に効果的とされる「クエン酸」、
鼻がムズムズするといった季節の悩みに有効なヘスペリジンという栄養成分も含まれている。
血糖値上昇抑制・抗認知症・頻尿改善には、ノビレチンが有効!
さて、シークワーサーといえば沖縄を代表する柑橘類ですが、
その大きさは直径3~4㎝と小ぶりで、一般的なみかんに比べると小さいです。
上に示した画像だと比較する物が映っていないので、
今一、大きさが分かりにくいと思いますがご容赦ください。
そして、今回ご紹介するシークワーサーを栽培している農園があるのは、
沖縄本島の北部に位置する大宜味村という所です。
ここはシークワーサーの生産量、消費量がともに日本一!という土地柄。
でも、なぜ今シークワーサーが注目されているかというと、
一つには、シークワーサーに含まれている「ノビレチン」という成分が血糖値の上昇を抑える働きがあるということと、
抗認知症や頻尿改善に効果が期待できるといわれているからです。
それって本当?、と思うかも知れませんが、このノビレチンの効果(血糖値上昇抑制・抗認知症)に関しては、
東北大学 工学研究科付属 超臨界溶媒工学研究センター 坑認知症機能性食品開発部門から、
次のような研究結果が出ています。
シークワーサーなど柑橘系植物に含まれる成分
シークワーサーに含まれるフラボノイドの一種「ノビレチン」には、血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかっています。さらに、ノビレチンは発がん抑制作用や、慢性リウマチの予防や治療にも効果があることもわかり、シークワーサーは一躍、全国的にも有名になりました。ノビレチンは柑橘系の植物に多く含まれる成分ですが、飛び抜けて含有量が多いのがシークワーサーです。
同じ柑橘系の温州ミカンではノビレチン含有量が100g中24mg、カボスでは89mg、ポンカンでも127mgなのに、シークワーサーには、なんと267mgも含まれています。
このような背景の下、シークワーサーエキスおよびその有効成分であるノビレチンの抗認知症作用について検討したところ、顕著な(1)記憶障害改善作用、(2)脳コリン作動性神経変性抑制効果、(3)アルツハイマー病の原因物質とされるAβの沈着抑制作用、(4)神経成長因子(NGF)様効果を発見しました。
http://www.che.tohoku.ac.jp/~scf/o-scf/nobiletin.html
ノビレチン含有量の比較
そして、上記研究結果のノビレチン含有量を視覚的に示したのが、下の棒グラフです。
この棒グラフを見ても分かるように、シークワーサーのノビレチン含有量が
100g中「267㎎」というのは、グレープフルーツや温州みかん、
そしてカボス、ポンカン等と比較しても、やはり群を抜いています。
また、シークワーサーの栄養成分であるノビレチンには、
頻尿改善にも有効であるとの研究成果(沖縄リサーチセンター、琉球大学と共同研究)がでており、
夜間頻尿に関する改善策を探している方にも朗報かと思います。
また今現在、血糖値が高くて、そのリスクを軽減したいと考えている方、
頻尿を改善したいという方は、ぜひ積極的にノビレチンの摂取を心がけたら良いと思います。
そして、そんな方に是非ともおススメしたいのが、シークワーサーの果実を、
皮も含めて丸ごと搾った、果汁100%のシークァーサージュースです。
なぜ皮も含めるのかというと、青い皮の部分には、ノビレチンが豊富に含まれているからというのが理由です。
疲れにくい体質作りにはクエン酸
クエン酸というと、「何ソレ!」という方も多いと思います。
でも、梅干しを食べた時に、『酸っぱい!』と感じる、
あの酸味成分のこと、という方が分かりやすいかもしれません。
実は、このクエン酸には疲労物質を取り除くという働きがあり、
これを摂取することで疲れにくい体質を作ることができるといわれています。
そして、下の棒グラフを見ても分かるように、シークワーサーのクエン酸含有量は「5.38g」あります。
これはレモンの約2.2倍、梅干しの約1.6倍と、天然のクエン酸が豊富に含まれていることが分かります。
この忙しい現代社会に生きる私たちにとって、仕事で溜まった疲れを取るためにも、
クエン酸は絶対に摂取しておきたい栄養成分ですね。
ヘスペリジンは抗酸化作用や抗アレルギー作用がある
シークワーサーには、「ヘスペリジン」という天然栄養成分も含まれていることが分かっております。
特に、熟す前の青みかんの皮や、白い筋などに多く含まれているといいます。
ではこのヘスペリジン、摂取するとどんな効果が期待できるのかというと、一つには抗酸化作用があります。
これは、体の中の機能が酸化するのを抑える働きのことで、
これにより、生活習慣病を予防し、老化を抑える働きが期待できるといいます。
そしてもう一つは「末梢血管を強化する」作用です。
(末梢血管とは、手や足などの末端まで血液を届ける動脈の末端部分のこと)
これは、血流の改善、高血圧の予防、コレステロール値を低下させるといった効果が期待されています。
また上記の他にも、抗アレルギー作用があるといわれております。
これは身近な例で言うと、花粉症、アトピー性皮膚炎、
気管支喘息等のアレルギー疾患に対する効果のことです。
そんなヘスペリジンですが、別名をビタミンPとも言うそうで、
これは他のビタミン類の働きを助ける作用もあるという、なんとも頼もしい成分なんです。
以上、ここまでは「青切りシークヮーサー」の効能効果をみてきました。
次に、どういった方法でそれらの栄養成分を摂取したら良いかをお伝えします。
青切りシークヮーサーおススメの飲み方
さて、シークワーサーの栄養成分を摂取するには、シークワーサーを、
一体何個食べれば良いのか?というと疑問が湧くかもしれません。
しかし今回おススメしている商品は、冒頭でも少し述べたように、
未完熟の青いシークァーサーを、皮も含め、丸ごと搾った果汁100%のストレートジュースなので、
食べるというよりは、水で割ったり、ソーダ―で割ったり、またドレッシングに加えて使うのがおススメだ。
もちろん、原液をそのままコップに注いで飲む事もできますが、
できれば、水や炭酸水で4~5倍に薄めて、お好みで蜂蜜やシロップ等を入れて
甘さを調整するほうが飲みやすいと思います。
また沖縄では上記の他にも、刺身を食べる時の薬味として醤油に混ぜたり、焼き魚にかけたりすることもあります。
なので、ぜひそういった食べ方も試してみてください。